畳縁柄

伝統畳技法と国産優良畳資材を護り
文化財建造物の保存に貢献します。

文化財には創建当時から伝統の畳が使用されて
きました。稲藁の畳床に国産の優良畳表を
張り絹や麻や木綿などの天然素材の畳縁を使い、
さらに板入れや紋合わせといった高度な技法を
駆使し畳を作り上げます。
しかし今の世は残念なことに伝統の畳は殆ど
姿を消してしまいました。
私達は、文化財の創建当時の精神を護るべき
本物の畳を作る技術を保存・伝承してまいります。
畳縁柄

伝統畳に係わる情報の提供

文化財建造物の多くに畳が使用されているにもかかわらず、これまで使用されるべく畳の素材を解説した文献はありませんでした。そのため所有者をはじめ文化財建造物の保護に携わっている関係者の中でも、畳の知識はほとんど浸透していないのが実状です。戦後、特に平成になって、畳を取り巻く環境は大きく変化し、本来の畳は影を潜めることとなり、現在では建材畳に中国表という畳モドキの畳が世の中を席捲しているのが現状となっています。

伝統畳に係わる情報の提供
文化財畳技術保存会
〒601-8004 京都市南区東九条東山王町 27
電話 075-757-9181・FAX 075-756-9533